令和元年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果/国土交通省
(4) 新規貸出額の使途別実績
新規貸出額の内訳については、新築住宅向けが71.4%(前年度69.0%)、既存(中古)住宅向けが19.2%(同18.4%)、借換え向けが9.5%(同12.6%)となっている。前年度に比べて新規住宅向けの割合が増加し、借換え向けの割合が減少した(各年集計)。
(5) 金利タイプ別新規貸出
金利タイプ別の新規貸出額については、「変動金利型」が11兆3,240億円、全体に占める割合は60.5%(前年度50.4%)と、前年度より大幅に増加した。
一方、「固定金利期間選択型」の割合が24.3%(同31.0%)と前年度より大幅に減少し、「全期間固定金利型」5.3%(同6.2%)及び、「証券化ローン(注3)」9.9%(同11.8%)も前年度よりその割合は減少した(各年集計)。
(注3)証券化ローンとは、住宅金融支援機構による証券化支援(フラット35等)を活用し、又はフラット35等以外の証券化により売却済みの住宅ローン。