埼玉県熊谷市で第三者継承が実現

(2018/12/28 日本農業新聞・首都圏)

大規模主穀農業経営の第三者継承が熊谷市で実現した。

経営委譲者は熊谷市永井太田の掛川久敬さん(73)、経営継承者は同市の中野拓海さん(27)。継承時期は2019年1月1日で、農地やハウス、機械などの有形資産と販売先などの無形資産を継承する。

掛川さんは22haの水田で米麦二毛作の経営を行い、合わせて44haを生産。息子は農業を継ぐ意志がないことから、第三者継承を選択した。中野さんは、16年から掛川さんの農場に勤務し、2年間、掛川さんから農業技術の指導を受け、承継に至った。

同地域では、県大里農業振興センター、熊谷市、熊谷市農業委員会、JAくまがや、JA埼玉県担い手サポートセンターが連携して、担い手育成のため農家の経営継承を支援している。

※詳細は、日本農業新聞をご覧下さい。